CQ CQ de JF3KNW

還暦を迎え、身の丈に合った、無理をしない、シンプル・ライフ備忘録

2014年05月

10数年ぶりにモービル運用を再開したのは、昨年度から職場が変わったことが理由だ。
以前は、兵庫県加東市から朝来市まで自家用車で約1時間かけて通勤していたため、HFモービルを始めた。
仕事の行き帰りに、14MHz、18MHz、21MHzを中心に、結構楽しめた。
しかし、その後職場が加東市内に変わり、車を乗り換えた時に無線機を外してからそのままになっていた。通勤時間が15分程度なので、あえて通勤途上にモービルから運用する意味もなかった。

昨年度、職場が兵庫県丹波市に変わった。加東市、西脇市、丹波市と3つの市を通って、今回も片道約1時間の通勤時間だ。
そんなわけで、再びモービル運用を始めることにした。

V/UHF、145MHz、433MHzFMのメインチャンネルを聞きながら走るのだが、何も聞こえてこない。
毎日CQを出すが、全く応答もない。
電波は飛んでいるのか?無線機、アンテナは大丈夫か?と心配になるが、大丈夫なはずだ。
運用を始めて2週間ほどになるが、メインチャンネルからの呼びかけからは、まだ1局も交信できない。

そんなわけで、モービルから加東市内のWIRESノード局に向けて声を出すことにした。

7MHzモービルは、今一つうまくいかなかった。
その理由
① ノイズがひどい。
 車のエンジンをかけると、かなりノイズが大きい。S5~7ぐらいだ。
 無線機のノイズブランカを入れると、とりあえずSメーターは振らないレベルまで落ちるが、ノイズっぽい感じはなくならない。
 以前、ハイバンドでモービルをしていた時は、これほど気にはならなかった。
 もちろん、その時とは車も無線機も違うので、何が原因なのかは不明。

② QSBがひどい。
 小型軽量のホイップアンテナだが、走行するとかなりよく揺れる。
 それに伴い、QSBがかなり激しい。しかも、SWRも大きく変化する。
 アンテナの取り付け位置も関係するのか?車の後方に取り付けた方が風を受けにくいのだろうか?
 2~3局と交信したが、QSBがひどくて聞きづらいと言われた。

③ 交信相手が多くない。
  いつも混んでいる印象の7MHzだが、通勤の時間帯に聞いてみると、出ている局はそれほど多くない。
  朝6時40分ごろ家を出てから約1時間、また夜は、21時から23時の時間帯に帰宅するが、そのあたりの時間帯に約1時間ワッチしてみた結果だ。

そんなわけで、7MHzからはとりあえず撤退。
しばらくアンテナを、V/Uのモービルホイップに取り換えることにした。

無線機のコントロール部をダッシュボードに取り付け、本体は助手席の下へ。
電源は、バッテリーから直接取れるように、ディーラーにお願いして室内まで配線済み。
パドルは、CQの小型パドルがドリンクホルダーの上に置くのにぴったりだ。

アンテナ基台は、エンジンルーム・ボンネットのふたの部分取り付けた。
まず、7MHzの小型ホイップアンテナ(ダイヤモンド社製)を取り付けることにする。
長さも重さも、V/U用のモービルホイップとあまり変わらないくらい軽量だ。

アンテナ・アナライザーでSWRを見てみると、さすがにメーカー製、ぴったりと下がっている。7.025MHzでSWR 1.1。

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モービル運用の準備を開始。
確か、2000年ごろにモービルからDXを呼んでいたから、約15年ぶりに無線機を車に積むことになる。

当時使っていたのは、アルインコのDX70だった。
今回用意したのは、ヤエスのFT857M。
まずは、CWフィルターを入れて準備。
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