CQ CQ de JF3KNW

還暦を迎え、身の丈に合った、無理をしない、シンプル・ライフ備忘録

2012年05月

テナーサックスという楽器、ジャズではアルトサックスと同等かそれ以上に大活躍する楽器だが、
吹奏楽ではあまり良い扱いを受けていないように思う。
そもそも、サックスという楽器そのものが、いわゆる「クラシック音楽」の分野ではあまり一般的ではない。
オーケストラでは、エキストラとしていくつかの曲に登場するが、それも大体はアルト。
展覧会の絵の「古城」、カルメンの「間奏曲」などが有名かな。

今日は朝から、音楽をかけながら持ち帰りの仕事をしている。
そのBGMに選んだのが、スタン・ゲッツだ。
ジャズといえば、しかもテナーの音は、夜の雰囲気をイメージしがちだが、五月晴れの日に、家の中で仕事をしながら聞くには、ちょうど良い。

大体の楽器は、奏者によって音が異なるが、テナーサックスはそれが特に顕著な気がする。
ハスキーなサブトーンに、派手なビブラート。
図太い低音中心の音楽作り。アルトのような澄んだ高音中心のフレーズなどなど。

今日選んだCDは、『スタン・ゲッツ・プレイズ』。
曲は、星影のステラ、今宵の君は、身も心も、アラバマに星落ちて、など有名どころが多い。
ジャケットの写真も個性的。
イメージ 1

この週末は、比較的運用時間が確保できた。
12日(土)は、アレルギー鼻炎のため、朝からくしゃみが出て早く目が覚めた。

7MHz、10MHzで7Oが聞こえないものかと5時台にシャックに入ったが、聞こえなかった。
7Oの代わりに6OとたくさんQSOができた。

土曜の夕方、P40X(JA3AVO)さんの信号が7MHzで聞こえた。
Wの局とのQSOが聞こえたので、信号の弱い方の局がP4かと思ったら、強い方がP4の信号だった。
一方、10MHz、14MHzでは信号を聞くことができなかった。

日曜の夜、8Q7から日本人OPによる運用がいろいろなバンドで聞こえていた。

5月12日(土) 時間はJST
6O0CW        05:42   10MHzCW
HZ1ZH        06:02   14MHzSSB
HC2AC        17:58   14MHzCW
P40X           18:33   7MHzCW
5月13日(日)
6O0CW         13:52   28MHzCW
6O0CW         15:06   24MHzSSB
8Q7ZS          20:02   18MHzCW
3A/F4BKV     20:54   21MHzSSB
8Q7CJ          21:05   18MHzSSB
OH1ZAA/VP9 21:22   14MHzCW
8Q7NK          21:39   28MHzCW  

先日、VP2V/NY6X Naoさんによるイギリス領バージン諸島からの運用があったばかりだが、
FISTSのメンバー、JA3AVO中出OMご夫妻による、P4(アルバ)からの運用が間もなく始まる。
また、J7(ドミニカ)からも運用が予定されているようだ。

ミクロネシア(KH2,KH0,T88等)からは、比較的ひんぱんに運用があるが、カリブからも近年日本人OPによる運用が行われるようになってきた。

5月5日付、425DX News No.1096によると、

(P4)
コール:JA3AVOさん(P40X)と奥様のJH3PBLさん(P40U)。
     JA3DFMさん(P4/JA3DFM)と奥様のJA3OPBさん(P4/JA3OPB)。
期 間:5月8日~14日
バンド・モード:160m~6m。CW,SSB,デジタル。
QSLは、ホームコールへ。

(J7)
コール:JA8RUZ (J79RZ), JF1UOX (J79JF), JK1KHT (J79YK), JN1THL (J79KT), JQ1LCW (J79YL) 
期 間:5月10日~17日
バンド・モード:10m, 12m, 15m, 20m, 30m, 40m, 80m。CW, SSB, RTTY。
QSLは、J79RZはJA8RUZ、そのほかは全てJN1NDY。


以下、425DX Newsの記事
P4     - Masumi JA3AVO (P40X)and his wife Hiroko  JH3PBL  (P40U),  Yoshinori
        JA3DFM (P4/JA3DFM) and his wife Hideko JA3OPB (P4/JA3OPB)  will  be
        active from Aruba (SA-036) on 8-14 May. They  plan  to  be  QRV  on
        160-6 metres CW, SSB and digital modes. QSL via home calls.

J7     - JA8RUZ (J79RZ), JF1UOX (J79JF), JK1KHT (J79YK), JN1THL (J79KT)  and
        JQ1LCW (J79YL) will be active from Dominica (NA-101) on 10-17  May.
        They will operate CW, SSB and RTTY on 10, 12, 15, 20,  30,  40  and
        possibly 80 metres. QSL J79RZ via JA8RUZ, all  others  via  JN1NDY. 

エリザベス女王の在位60周年を記念して、イギリスのアマチュア局が特別プリフィックスで運用している。

昨日(5月6日)、14MHz、18MHzで数局と交信した。
MQ0WGI 杉原さんもその中の一局。日本時間の午前中は14MHzで、夕方は18MHzで強力にお声が聞こえていた。

以下、JARLのサイトから引用。
その中にも書かれているが、コールを見ただけでは、イギリスの局なのか、スコットランドの局なのか、アイルランドの局なのか、よくわからない。


エリザベス女王即位60周年特別プリフィックス
  • 運用期間:2012年5月5日00:00~6月10日23:59
  • コールサイン:Qの文字を呼出符号に追加するか、地域識別文字(プリフィックスの2文字目)をQに置き換えます。サフィックスに変更はありません。
    【例】
    • M3AAA局の特別コールサインはMQ3AAAになります。
    • G3AAA局の特別コールサインはGQ3AAAになります。
    • GM3AAA局の特別コールサインはGQ3AAAになります。
    • 2E0AAA局の特別コールサインは2Q0AAAになります。
    • 2M0AAA局の特別コールサインは2Q0AAAになります。
    • GX3AAA局の特別コールサインはGQ3AAAになります。

    ※例にも見られるように、異なる局が同一の特別コールサインで運用するケースがあります。

『「マエストロ、それはムリですよ・・・」 ~飯森範親と山形交響楽団の挑戦~』
ヤマハミュージックメディア(2009)

本の帯から
「日本最小のオーケストラが劇変? 観客動員数180%増のキセキに迫る!」
「指揮者・飯森範親が「ムリ」を「当たり前」に変えた、真実の物語」
「これといった話題も少なく「いわゆる地方オケの一つ」などと評されるに過ぎなかった山形交響楽団。・・・
充実したその演奏は着実に観客動員数を伸ばし、そればかりか、他のオーケストラからあらゆる面で“お手本”と
目されるまでに変貌した。その改革を先陣を切った進めていったのが音楽監督・飯森範親である。
旧来の発想に安住していた楽団員や事務局から「それはムリですよ・・・」と言われ続けながらも飯森は
手綱を握り、走り続けた。しかし、飯森の改革は奇をてらったものでもなければ無理難題を押しつけるという
ものでもなかった・・・。」

帯に書かれているように、地方オーケストラの音楽監督に就任した若きマエストロ・飯森範親が、
彼独自の「しなやかな発想と大胆な行動」、そして細やかな心遣いで組織改変を進めていった様子が、
押し付けがましくなく紹介されている。

どちらかといえば、音楽の専門的な話はそれほど出てこない。飯森自身も「クラシック・ファン以外の方にも
ぜひ読んでいただきたい本」と紹介しているが、ビジネス関係の、いわゆる啓発本の類はけっこう力んだ書きぶりのものが多いが、この本は読後にそのような印象は全く持たなかった。

飯森がこの本の「おわりに」で、彼のコンセプトの一つとして次のように述べている。
「消費者のニーズをリサーチするアンテナを張ることで、それに敏感に反応しながら、常に先を行く、
良い意味で消費者の期待を裏切るようなレアな商品を提供し続ける」
「指揮者の仕事は、もちろんコンサートの指揮をすることです。しかし、一つのオーケストラの音楽監督に就任したら、仕事はそれだけはなくなります。聴衆に関心もっていただけるような企画を常に考え続けなければなりません。また、考えるだけではなく、実行に移さなければ動かないのです。」

管理監督職として、彼の姿勢や言葉に学ぶことは多い。

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