CQ CQ de JF3KNW

還暦を迎え、身の丈に合った、無理をしない、シンプル・ライフ備忘録

2011年01月

最近、寒いのと、仕事が忙しいのが理由で、ほとんど無線機のスイッチが入っていない。
OPDXを見ると、サウスオークニーのDXペディションが始まるようだ。
 
これまで数々のペディションで、多くのエンティティーから確実に電波を届けてくれたマイクロライト・ペンギンDXクラブのメンバーなので、今回も安心できそうだ。
OPDX No.995の内容を抜粋すると、
コール:VP8ORK
運用期間:1月27日~2月8日
160m-10mのオールバンドでSSB, CW, RTTY、7局運用予定。
運用予定周波数は
CW   - 1826.5, 3504, 7004, 10104, 14024, 18074, 21024, 24894 and 28024 kHz
SSB  - 3799, 7078, 14200, 18145, 21295, 24945 and 28475 kHz
RTTY - 7040, 10140, 14080, 18100, 21080 and 28080 kHz
QSLは、OQRS又はダイレクトでVE3XN
 
うまく運用時間が確保できるかどうかが問題だ。
 
以下、OPDXの本文
The Ohio/Penn DX PacketCluster DX Bulletin No. 995
January 24, 2011
VP8O, SOUTH ORKNEY ISLANDS. Members of the Microlight Penguins departed
Ushuaia, Argentina, on board the "RV Braveheart" on Friday, January 21st,
to head to South Orkney Islands (AN-008). If all goes well, VP8ORK should
be active between January 27th and February 8th. They expect to be on the
air with 7 stations on all HF bands 160-10 meters using SSB, CW and RTTY.
Suggested frequencies are:
 CW   - 1826.5, 3504, 7004, 10104, 14024, 18074, 21024, 24894 and 28024 kHz
 SSB  - 3799, 7078, 14200, 18145, 21295, 24945 and 28475 kHz
 RTTY - 7040, 10140, 14080, 18100, 21080 and 28080 kHz
If you want a QSL card, there are three ways available to receive one:
OQRS direct (on the VP8O Web page), OQRS Bureau (on the VP8O Web page)
and direct by mail via VE3XN [w/SASE/Green Stamps/IRC(s)]. For more
details and updates, visit the VP8O Web page at:    http://www.vp8o.com
By the way, real-time news is now available at:  http://www.vp8o.com/realtimenews.htm

2月号の特集は
「ひとつ先の楽しさをみつけませんか アワードで広がるアマチュア無線
・アワードを楽しもう (アマチュア無線を長続きさせるために)
・それぞれのアワード・ハントの楽しみ方 (アワードに魅せられたハムたち)
・ハムログの交信データを利用してHLAWDでQSLカード・リストを印刷する (アワード申請の便利なツール)
・海外のアワードをハントしよう!(初めての方でも申請できる書き方見本付き)
・こんなに変わったJARL発行アワード (楽しいやすく、親しみやすく)
・アワード・ハンティングQ&A (素朴な疑問にお答えします)
・2011年本誌発行アワードの楽しみ方 (アプローチは人それぞれ)
 
アワード・ハンティングには、QSOデータとカードをこまめに整理することが重要だ。
コンピュータの活用がひとつの鍵にはなるが、几帳面な性格でないとだめな気がする。
別冊付録に、「DXCC/JCC/JCGリスト」が付いているが、これが結構役に立つのではなかろうか。
 
特別企画「楽しもうモールス通信! Atsuさんのモールス通信ステップアップ」では
「ワッチ、ワッチ、ワッチ」と題して、交信の手順、リグの使い方等が説明されている。
 
アマチュア無線の今後の方向性として、デジタル、CW、移動、製作が見えてくるような気がした。
 
「DX World」では、DX行動指針が紹介されている。
また、「DXハントの新(荒?)技」として、運用マナーの話がされている。
DXペディションに出かけた局が、ログサーチと共に「マナーの悪い局一覧」とか「マナーの悪い国ランキング」でも作成してはどうだろうか。そういえば、以前VK0MMが、指定無視の局をリストアップして、カードを発行しないとサイトで公表していたことがあったと思う。
マナー論議はいいが、しょうもない議論に嫌気がさして、海外交信を純粋に楽しもうという局が減ってしまうことを危惧する。
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お風呂から上がって、寝るまでの間に最近はときどきCDを聴きながら新聞を読む。
今日の一枚は、ソニー・ロリンズのテナー・サックス。
 
ソニー・ロリンズのCDは、だいたいどれを聴いてもハズレはないが、夜にゆったりと聴くのにこの1枚はどうだろう。
ソニー・ロリンズが、モダン・ジャズ・クァルテット(MJQ)と一緒に演奏している。
よく鳴る、よく歌うロリンズのテナーのバックには、MJQの軽快で粋な、そして時にちょっとユーモラスなリズムがなかなか良い。
ロリンズのリラックスした演奏とミルト・ジャクソンのバイブラフォン、ジョン・ルイス、ケニー・ドリューのピアノが、心地良い。
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お正月には、みなさん「新年の抱負・決意」を考えておられるのだろうか。
今年の干支のうさぎにちなんで、「ピョンと一跳び、飛躍の年に」と書かれた年賀状も届いた。
新年の決意というと大げさな感じもするが、英語では、「New Year's Resolutions」と言うようで、英語圏にも同様の発想はあるようだ。
とにかく、この一年、健康に気をつけ、仕事に、趣味に充実した年にしたいものだ。
 
そんなことを思いながら、新聞を読んでいると、落語家の笑福亭松喬さんの言葉が印象に残った。
1月から神戸新聞は、「あのとき あの言葉」と題した連載記事が始まった。
そのなかで、落語家の笑福亭松喬さんの言葉が紹介されていた。松喬さんは、小野市のご出身だ。
 
その言葉とは、「怒るな おごるな 怠るな」
 
仕事が忙しくなると、心が、気持ちが、そして言葉がついつい刺々しくなってしまう。
家内や子どもに対して、怒る必要がない場面でも怒ってしまいあとで反省することがある。
また、仕事においては、年齢的にも経験的にも上席になると、自分では「おごる」つもりはなくても、若い人から見ると「偉そうな態度」を取ってはいないだろうか。
そして、日々の忙しさの中で、仕事のスキルアップ、英語の学習、楽器の練習等、ついつい怠けてしまいがちである。
 
そんなわけで、今年の新年の決意・抱負は、「怒るな おごるな 怠るな」に決めよう。

今日、1月4日は仕事始め。
以前の職場では、仕事始めの日にはだいたい定時退社できたのだが、今の職場になってからそうはいかない。
仕事を終えて、私が職場を出たのが22:00。まだ残って仕事をしている人もいた。
12月28日が仕事納めだったので、6日間の連休だったことになる。
実は、年間とおして最も長い連続した休暇がこれで終わってしまった。
休暇とは、常にそうだが、終わってしまうとなんともあっけないもの。もうあと1週間休みがほしい。
 
残業があるのは、いつもと変わらないが、新年仕事始めの日には特別に昼休みにお茶会が開かれる。
女性職員の中に、茶道の心得のある方がいて、その方を中心に数名の女性職員が着物で抹茶をたててくれる。
釜やその他の茶道具を持ち込んで、かなり本格的だ。
 
その中で、道具の説明があったのだが、通常のお茶会では、かなり高額の道具が使用されるらしい。
たとえば、耳かきを大きくしたような茶さじでも、高価なものはIC-7800、FT-DX9000と同額のものがあるとか。
そして、ホストとゲストの間で、こだわりの道具について問答が行なわれるとのこと。
 
趣味の道具とは、こだわりがあって、しかも高価なもの、人に自慢できるものでないとダメなようで、それはお茶だけの話ではなく無線でも同じだと思いながら、一人納得して話を聞いていた。
性能とか、実用性とはまた違う観点があるようだ。
 
趣味のない生活はおもしろくないが、趣味に入れあげると何かとお金がかかる。
そう言えば、学生時代にアルバイトをしていたハムショップの社長が言っていた言葉を思い出した。
熱心なハムが無線機器類につぎ込むお金の総額は、生涯で大体300~500万円ぐらいになるとのこと。
30年前の話なので、現在は一体いくらぐらいなのだろうか。

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