CQ CQ de JF3KNW

還暦を迎え、身の丈に合った、無理をしない、シンプル・ライフ備忘録

2010年07月

最近、夜のDXのメインバンドは14MHzのようだ。
18MHzSSBでは、JA3EGZさんのCQにヨーロッパの局が応答しているが、ロシアのアジア方面以外は、信号は弱かった。
シャックにTS-950SDXを置くスペースがないので、2台のリグを切り替えながら比較できないが、7600の感度が悪いというわけではないと思う。
 
14MHzのSSBでは、海外の日本人OPの信号が割と強く入感していたが、日本から呼ぶ局はとても少なかった。土曜の夜だし、もっと呼んでもいいと思うのだが・・・
7/31 22:07  14MHz SSB  M0WGI (ロンドンから杉原さん)RS58で入感。
7/31 22:15  14MHz SSB  OE4XLC (ウィーンからJH4RHF田中さん)RS59で入感。田中さんは、もうすぐ一時帰国されて、8月は日本に滞在されるとのこと。ハム・フェアにも行かれるようだ。
全くパイルアップになっていなかったので、両局と割とゆっくりQSOができた。
ロンドン、ウィーンの気温は24℃と20℃。涼しいようだ。
 
中東、アフリカ方面も聞こえていた。
7/31 22:39  14MHz CW  A92IO (バーレーン) 信号が強かったからか、結構パイルアップになっていた。
7/31 22:53  14MHz SSB  7P8JK (レソト) ヨーロッパ、アジアから呼んでいる局があったが、聞こえないのか自分のコールを何度も繰り返していたので、呼ぶとコールバックがあった。
 
IC-7600のSSBは、756PROと比べて、強い信号と弱い信号の聞こえ方の差が小さいように感じた。
756PROでは、強い信号はとても音がクリアーできれいだが、信号強度があるレベルより下がると一気に音が聞きづらくなる感じがあった。7600では、信号が弱くなっても音質や聞きやすさの低下が小さいと思う。

7月24日(土)にIC-7600を購入したが、その後仕事が忙しくほとんどスイッチを入れることができなかった。
少しだけしたQSOから、IC-7600の印象をまとめてみたい。
 
7/24 17:34 MW0UTD   14SSB
7/24 19:19 JW/OZ7AM  10CW
7/24 21:50 Z21BB   18CW
7/25 23:02 9H3Y   18SSB
7/30 20:08 S79BWW   21CW
7/30 21:17 S79SAL   21SSB
7/31 05:43 EA6/DL2DXA   7CW
7/31 05:58 LY600KM   10CW
7/31 06:02 4Z5AD   7CW
7/31 06:14 IS0/IZ3DBA   10CW
7/31 06:18 LZ1100SN   7CW
 
以前使っていたIC-756PROと比べるとCWの音が聴きやすい。また、響きが良い。
756PROのCWの音がブザーのような感じで違和感を覚えたが、7600は自然だ。
21MHzのS79BWWは、とても信号が弱かったが、ダイナミックレンジが広いからか聞き取りやすかった。
7MHzのEA6,10MHzのIS0との交信では、ノイズと信号の分離が756PROよりはっきりしている感じがした。
SSBに関しては、756PROもかなり聴きやすい良い音だった。これは7600も同様。
SSBで、比較的強めの信号に対しては、756PR0と7600の差はほとんど感じられない。

突然ですが、リグを買い換えました。アイコムのIC-7600です。イメージ 1
7600が出てすぐの頃、秋葉原で見てきたのですが、その時の印象はそれほどよくなかったのに、なぜ買うことになったのか。
 
そもそも、家のリフォームのためシャックが手狭になり、オペレーションデスクを小さなものにして、IC-756PROだけを置いてしばらく運用しておりました。
愛用のTS-950SDXは、奥行き63cmの机に置いて運用するには大きすぎました。
 
1ヵ月半ほど756PROを使ったでしょうか。ふと、CQ誌8月号の某ハムショップの広告の756PROⅢの中古に目が行きました。先日DELさんが756PR0Ⅲを購入され、とても使い心地が良いと伺ってから、気になっていました。
昨日、そのハムショップに電話をして、756PR0と今使っていないTS-870Sの2台を下取りしてもらい、756PROⅢの中古を買うことに決めていたのです。ハムショップに行くまでは。
 
本日の午前、仕事が西宮出張だったので、仕事が終わってからそのまま大阪日本橋まで足を伸ばして、ハムショップを覗いてきました。
店員に勧められ、じっくりと756PROⅢと7600の2台を並べて聞き比べてみると、デザインは、見慣れた756PROⅢの方が気に入っているのですが、受信の音は7600でした。
そんなわけで、少し迷いましたが、7600を買うことにしました。
 
 
当初、そんなつもりなかったので、現金はそれほど持ち合わせていません。持って行った756PROと870Sを身代わりに置いて、7600を持って帰ってきました。差額はのちほど送金です。
ちょっと衝動買いだったでしょうか?

イメージ 1特集は、
「こだわりのキットで完成させる 自作ハムの夏休み製作集」
カラーページでとてもわかりやすい。キットならできるかも、という気になってくる。
 
8月号の連載記事「モールス通信バンザイ!」は、
JE1RZR、Manabuさん。
「CWだけがハムの楽しみだとは思いません。フォーンによるQSOもCWと同じくらい好きです。でも、振り返るとCWならではの出会いが・・・」
 
私も全く同感です。
「昨日、アメリカの局とのQSOでリグの話をした。彼は、IC-7600を使っており、IC-756PROⅢから買い換えたと言っていた。7600をとても気に入っているそうだ。」というQSOの内容はよく覚えているけど、さて、フォーンだったかな?CWだったかな?という感じで「オールモード」のQSOを楽しみたいものです。
 
Manabuさんは、UK/ホームコールで、ウズベキスタンからCWでアクティブにQRVされていた。
記事には、TS-820・R-820、TS-930、K2、K3が整然と並んでいるシャックの写真が載っている。
 
ローカルトピックスには、「DJ3KRとアイボールQSO」の写真が載っており、Manabuさん、Atsuさんの姿を確認。
また、「ドイツのCW愛好家 BW3/DJ3KR運用エピソード」の記事は、Atsuさんが翻訳をされている。
 
知り合いの方々の記事や写真が載っていると、ページをめくるのが楽しい。
しかし、一方で、なんかCQ誌が「同人誌」のようになっていくような変な感覚も同時に覚えた。
 
「DX World」のトップ記事は、「再開DX’erのみなさんへ」。
次のように記事は結ばれている。
・できるだけ早く“現場感覚”を取り戻すには、ぜひ近くにDXを楽しむ仲間をつくること。
・決して一人で“根暗”にならないようにしたい。
 
また、「DXクラスターの使い方」として、次の4点が指摘されている。
①手柄を披露する場所ではない
②皆が欲しがる情報を書き込む
③DXあてのコメントは意味がない
④悪行はバレる
 
全くそのとおりだと思います。

今日は仕事の帰りが遅く、コンピュータを開いたのが午前1時前だった。
そろそろ寝ようかなと思い、その前に歯を磨きながらとりあえず14MHzをワッチ。
14.195MHzで、XT2EMEの信号がRS55ぐらいで聞こえている。
スプリットを指定しており、ヨーロッパがかなり呼んでいる模様。
ダメかな?と思いながらも、歯磨きをしながら聞いていると、0エリアから指定が始まった。
もし次に9エリアに行ったらあきらめて寝ようと思いながらも、引き続きワッチ。
ラッキー! 1エリアに行った。
大急ぎで歯磨きを終えて、リグの前に戻る。
すぐに2エリア指定になった。そして、程なく3エリア指定へ。
ヨーロッパの局を2局ほどピックアップした後、「KNW?」にコールバック。
久しぶりにXTとQSOができた。
しかし、ブルキナファソといっても、それがアフリカの国の名前だとわかる人はあまりいないのではなかろうか。
イメージ 1

↑このページのトップヘ