CQ CQ de JF3KNW

還暦を迎え、身の丈に合った、無理をしない、シンプル・ライフ備忘録

2010年04月

先週は仕事が忙しく、全く無線機の前に座ることができなかった。
今日は神戸に出張だったため、19:30頃には帰宅することができた。夕食を済ませて少し無線機の前に座った。
10MHzCWでZL7J(チャタム島)の信号が強力に聞こえている。
すでに皆さんQSO済みなのか、他に呼んでいる局がいなかったのですぐにQSO成功。
 
QRZ.COMで調べると、JH1HRJさんによるニュージーランド領チャタム諸島からの運用。
QSLは、ホームコールへビューロー経由でOKとのこと。ありがたい。
 
チャタム諸島といえば、私がニュージーランド・ウェリントンに滞在していたとき、地元の人に「チャタムに行ったことはあるか?」と聞いてみたが、行ったことのある人に出会ったことはなった。
「一度行ってみたいと」と言うと、「なぜそんなところに行くのか?ニュージーランドには他にもっと良いところがいくらでもある。チャタムは風が強いだけで、何もないところだ。」と言われた。
 
連休中に、多くの日本人が海外からQRVされると思うが、観光・レジャーも兼ねて、やはりリゾート地からの運用が多いだろう。
そういう点から言えば、チャタムからの運用は、完璧に無線目的のDXペディションだ。
 
このブログを書いていると、ZL7Jが7MHzCWでアメリカとQSOをしているのが聞こえてきた。
up1で呼んで、7MHzでもQSO成功。

竹内まりあのアルバム「デニム」を取り出して聴いている。イメージ 1
2007年発売と、ちょっと前のCDだ。
CDのライナーには、竹内さん自身が次のように書いている。
 
「人生はまるでデニムのようだと、私は思う。
青春をおろしたての真新しいインディゴ・ブルーにたとえるとすると、年を重ね人生が進むにつれて、そのデニムの青は少しずつ風合いを増しながら、さまざまに変化していく。ある時には糸がほつれ、穴が空いたりもする。けれど、歴史とともに素敵に色褪せたその青には、若き日のあのインディゴにはなかった深い味わいがうまれているはずだ。
私のデニムも、愛したり、笑ったり、悩んだり、泣いたりしながら、いつか私だけの特別な色合いになっていくのだろうか。
このアルバムの12の歌の中に、どこかきっと、皆さんの今の気分に合うデニムが見つかることを願っています。」
 
竹内さんの詩、歌声ともにすばらしい。
12曲目が、「人生の扉」。その歌詞の一部。
It's fun to be 20.  It's great to be 30.  It's lovely to be 40.  It's nice to be 50.
 
作曲、編曲、演奏と、アルバムすべての曲に、旦那さんの山下達郎さんが参加している。
バックバンドには、トランペットの数原晋さん、サックスの平原まことさんといった一流奏者も参加している。
 

4月11日(日)の午前中のこと。
7025付近で、ストレート・キーを使ったCQが聞こえたので、こちらもストレート・キーを使ってその局を呼んだ。
その局との交信が始まって少し経った頃、相手局の信号に、だれかが上からかぶせて意味不明の電信信号を送信している。
 
それは、QRMではない。明らかに妨害、嫌がらせだ!
幸い相手局の信号の方が、その妨害局よりも強かったので、交信を続けるには特に支障はなかったが、気分は悪かった。
 
その妨害局は、私が送信している時にも、同様の意味不明の信号を打っていた。
私は、フレーズごと、単語ごとに短く受信して、妨害局の信号を確認しながら送信した。
すると、その妨害局も信号を出したり止めたりしながら、妨害行為を繰り返している。
なんと手の込んだことを・・・しかも、かなりしつこい性格の持ち主。
 
昔、2mのFMで、交信の上から無変調をかけてくる妨害局がいたことを思い出した。
 
一体、妨害の主はどんな人なんだろう。
アトランダムに、妨害しているだけ?
でも、意味不明とは言え、キーを使って電信の信号を送信しているからには、CWオペレータ?
交信内容を理解して、意図的に妨害しているのか?
CQに対して、私と同時に呼んだけどピックアップしてもらえなかったことに腹を立てた?
いや、他にはだれも読んでいなかったと思ったけど。
 
いずれにせよ、絶滅が危惧されるCWの世界にも、そんな妨害をする局がいるとは、驚きだ。
CWが理解できるのなら、そして、CWで電波が出したいなら、妨害なんかやめて普通に交信すればいいのに。
イメージ 1

YI9PSEの運用も12日まで。
金曜の夜は泊まりで職場の歓送迎会があったため、帰宅は10日(土)の朝となったが、この土日は仕事に行かなくてもよかったため、明るい時間帯にハイバンドでYI9の信号を聞くことができた。
おかげで、18MHz、21MHzでQSOに成功。
 
3.5MHzのダイポールが切れたため、運用は7MHz以上だが、いろいろなバンドでDXの信号が聞こえた。
ただし、信号はどのバンドもあまり強くない。でも、そのためかパイルアップも比較的小さい感じがした。
 
4月10日(土) 
18:52 24MHzCW 3B8/SP2JMB 信号は弱いが、パイルアップになっていないのでQSOは楽。
21:19 14MHzSSB TF/PD9DX ヨーロッパの壁は厚いが、Stund-by EU, QRZ JAとなったのでOK.
 
4月11日(日)
09:31 18MHzCW C6AVD CQを発見。誰も呼んでいなかったので、QSO成功。一応カリブ方面が聞こえているが、このアンテナではかなり信号が弱い。
YI9PSEは、18MHzで割と強く聞こえていた。もしかすると21MHzで聞こえるかもとQSYすると、CQを出しているところを発見。ラッキー。さらに、もしかすると24MHz、28MHzもと思ったが、全く聞こえなかった。
 
3W6Cは、7MHzSSBでも強力に聞こえていた。さすがに日曜の夕方、たくさんの局が呼んでいる。
 
そんなわけで、この週末は久しぶりに無線機の前で時間を過ごした。

昨夜は、風がきつくて、思わず夜中にタワーを縮めた。
天候が不安定だが、バンドコンディションも同様に不安定なようだ。
 
YI9PSEのサイトから、最新ニュース。
 
・現在ログを毎日アップロードしている。
・もし、ログサーチをしてQSOがログインされていなかったら、保険としてもう一度QSOしてもらって結構である。
・北米、特に西海岸との交信に全力を注いでいる。
・ここ数日、コンディションが下降気味だがCQを出しながらオープンのタイミングを探っている。
・YIを必要とするハムのために、全力で取り組んでいる。

07/Apr/2010

We are now uploading our logs to Club Log on a daily basis, internet conditions permitting. If you are not in the log, please feel free to work us again as an insurance contact.

We continue to make every effort to work North America with a focus on the West Coast at your sunrise and sunset. It appears that the best times are between 1400-1500 zulu and 0300-0400 zulu. We are going to focus on 20 meters CW at these times for the next several days.

As you know, propagation has declined in the past several days, which makes our job extremely difficult, however we continue to call CQ in an effort to find an opening.

Please know that we are making every effort to satisfy those who need YI.

Thank you,

The YI9PSE DXpedition Team.

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