CQ CQ de JF3KNW

還暦を迎え、身の丈に合った、無理をしない、シンプル・ライフ備忘録

2010年02月

26日(金)、27日(土)と仕事だった。しかも、26日の夜から泊まりだった。
泊まりの仕事はそれほど多くはないが、2月はこれで2回目。3月にも2回ほどある。

先週末は、まるで春一番のような風が吹いたので、アンテナ・タワーは降ろしたままになっていた。
今朝、9時前にとりあえずタワーを伸ばした。

8:53 14MHzCWで、J7N(ドミニカ)が聞こえている。
信号は強くはないが、スプリットupの指定。すぐに取れた。

そのあと、21MHzSSBで、NP3CW(プエルトリコ)がRS52ぐらい聞こえていたが、あっという間に信号が落ち込んで、聞こえなくなってしまった。
ハイバンドのコンディションが良くなってきていると思うが、オープンしている時間は短い。
パケットクラスターを見ると、24MHzでカリブ方面がレポートされていたが、すでにDX局の信号もそれを呼んでいる局の信号も聞こえない。

21MHzSSBでは、アメリカ西海岸のビッグステーションの信号が、まだ強力に聞こえている。
しかし、こちらの設備もそれなりに大きくないと、同様には届かない。
まだまだ、ベアフットで、小さなアンテナの局にとっては、「コンディションが良い」とは言い難い感じだ。

先ほどのプエルトリコを呼んでいたあるJAの局。
コールバックがあってQSOを開始。送っているレポートはRS55。
しかし、プエルトリコの局はJAの局のコールエリアナンバーが取れない。何度も聞き返していたが、そのJAの局は、プエルトリコの局の質問が受信できていないようだった。
受信と送信のアンバランス。
バランスが取れているに越したことはないが、もしアンバランスなら、受信に送信が追いつかないほうがまだマシだ。
送信に受信が追いついていないと、恥をかく。何とかの大声だ。

いずれにせよ、もう少し早く起きないとダメだな。

連載コーナー「モールス通信バンザイ!」

2月号は、JK7UST Sugiさん。
「原体験としてのフェージング」として、BCLのことを紹介されている。
ナショナル・クーガ。何と懐かしい。
もしかして、私と同世代?(少し上かと思っていたが、あまり変わらないのかな? Sugi san, how?)
当時先輩(JR3EFGさん)が持っていたソニー・スカイセンサー5900が輝いて見えたのを思い出します。
BCL、アマチュア無線、CWとステップアップされていったハムライフの過程を熱く語られている。
やはり、同世代?
私は、高校になって「ワードレーループ」の短波受信機を買ってもらい、それでBCLをしたり「大学受験ラジオ講座」を聞いたりしていました。

3月号は、JA2BCQさん。A1クラブのアクティブ局。
とてもユニークで、楽しい記事。
130人を対象に、モールス符号を音で聞いてもらって、アンケートを実施し、その結果を分析して考察が加えられている。とにかくその発想と考察がユニーク。
アンケート項目は、
,匹鵑覆箸に(なんのために)使われる音か知っているか
知っていることを、どんなことでもいいので書いてもらう
どんなところで(どんなときに)知ったか
結果は、女性よりも男性の方が、そして年齢層の高い方がモールス符合の認知度が高い。
概して「一般の人」のモールス(CW)への認知度(それは「関心度」以前のレベル)が低いことが改めて明らかになった感じがした。

なお、2月号には、JJ8KGZ Leoさんの翻訳、「KE9V Jeffの読切小説」が掲載されている。Leoさんは、ユーザーレポートとして「7MHzCW専用トランシーバ・キットの製作と運用」という記事も書かれている。

また、3月号の「イベント・レポート」の関西ハムシンポジウムに写真には、JO3HPM Naoさんの姿を発見。

みなさん、本当にアクティブ。
2月号、3月号を楽しく読ませてもらいました。

今日は、東京に日帰り出張だった。
7時前に家を出て一旦職場に向かう。職場から新神戸駅までが1時間、新神戸駅から新幹線に乗って東京駅まで3時間。東京滞在時間も3時間。
14:30に東京駅から新幹線に乗って、新神戸で降りて職場に戻った。
慌しい出張だったが、新幹線の中では音楽を聴きながらゆっくりと過ごした。

自宅に直帰はできなかったが、それでも今日は19:30頃に帰宅した。
夕食を済ませ20時過ぎから1時間ほど無線機の前に座った。

信号は強くないものの、7,10,18MHzでQSOをした。
7MHzCW KP2/K3TEJ, R1FJM, VK9X/G6AY
10MHzCW 5W0OU, VK9X/G6AY
18MHzSSB M0JWK, I2RR

イメージ 1

イメージ 2

今さらだが、3月号とともに、2月号も一緒に内容をレポート。

2月号の特集は、「現代アマチュア無線機を使ってみよう」。そして、3月号の特集が、「運用に役立つ! アマチュア無線のアンテナ選び」

2月号の記事では、「ローバンドを楽しみながら数年後の太陽黒点ピークに向けて、たまにひらけるハイバンドも平行して楽しむのが今日(こんにち)のHFライフ」であるとのこと。

また、現在の固定機のスタイルが、その外観から大きく三つに分類されている。
 .瓮ぅ・ダイヤルと周波数表示、アナログ・メータにこだわった昔からの通信機スタイル
◆々皺鯀鍰戰妊スプレイを駆使してファンクション・キーを周辺に配置し、メイン・ダイヤルが必ずしも中央にない新しい測定器スタイル
 画面表示はパソコンのディスプレイに任せ、トランシーバ本体はただの箱となるタイプ

なるほど、好みの分かれるところだ。
今使っているTS-950SDXは,如■稗叩檻沓毅僑丕劭呂△澄は、まだ使ったことがない。

「昔のHF機と現代HF機との違い」として、
・一番大きな改善はVFOの安定度
・受信性能の向上においては感度重視から耐入力ひずみ重視の特性にターゲットが変わった
・IFフィルタ特性。オプション・フィルタを不要にしたDSPによるデジタル・フィルタ
等について説明されている。

また、「HF機選択時に注目したい機能」として、
IFフィルタ、フロントエンド同調機構、二波同時受信、文字通信対応、送信帯域設定、送信出力、高安定基準発振器 が上げられている。
なるほど、しかし、例に示されているのがIC-7800とFTDX9000では、ちょっと・・・

また、「オールマイティーなコンパクトHFトランシーバ」として、IC-7200,7000、FT-897、857、817、450等が紹介されている。

3月号の記事では、アマチュア無線のアンテナ選びとして、
「小さなスペースからマルチバンドにQRV 手軽な釣り竿アンテナ」
「コンパクト設備でも海外交信できる! HFモービル・アンテナの選び方」
「タワー1基でオールバンドを楽しむ アンテナ選びのポイント」
「移動運用に使う アンテナの選択ポイント」
「V/UHFアンテナをどう選ぶ 。孱錚稗侈祇?罅璽供爾里燭瓩離▲鵐謄柄び」
「V/UHFアンテナをどう選ぶ◆。帖檻咤圍腺劼瞭胆を考えたアンテナ選びのコツ」
以上6つのカテゴリーで解説されている。

2月号の特集と、3月号の特集を組み合わせて、今の自分の設備や運用スタイルを振り返ることで、無線設備グレードアップの視点や運用の方向性のヒントにもなり、興味深い。

毎週日曜日の夕方、17:00からZL2ALJ・トニーさんとスケジュールQSOをしている。
21日のQSOでは、「Favorite Band」好きなバンド(周波数帯)に話題が及んだ。
ちなみに、イギリス出身のトニーさんは、Favouriteと、ブリティッシュ・イングリッシュだ。

トニーさんに好きなバンドを尋ねたら、彼の答えは、7MHzと10MHzとのこと。
さすがCWマン。コンディションが良い時には18MHz、24MHzのCWでJAの局ともよくQSOをしているようだが、CWでワールドワイドにQSOが楽しめる7MHzと10MHzを選ぶところはなかなか渋い。

逆に、トニーさんから、私の好きなバンドを尋ねられて、答えに困ってしまった。
こだわりなく、いろいろなバンドに出ている今の運用スタイルでは、「はて?どれが一番好きなバンドなんだろう?」と悩んだ。

私は、次のように答えた。
以前は21MHzが最も好きだった。理由は、コンディションが良い時には、小さな電力、小さなアンテナでもDXが楽しめる。しかも、28MHzよりもコンディションが安定しており、オープンの時間が長く、楽しめる時間も長い。
しかし、最近は私もDXバンドとしての7MHが気に入っている。
SSBではローカルQSOでバンドが一杯だが、CWではDXが楽しめる。

そう言えば、CQ誌の3月号には、「タワー1基でオールバンドを楽しむアンテナ選びのポイント」という記事が載っていた。

What is your favorite band?
90年代は、14MHzと21MHzの2バンド集中型の運用だったが、今ではなかなか答えにくい運用スタイルだ。

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