CQ CQ de JF3KNW

還暦を迎え、身の丈に合った、無理をしない、シンプル・ライフ備忘録

2010年01月

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10MHzでPY2XB/PY0Fが割りと強く聞こえていた。
PY0F、舌をかみそうだが、フェルナンドデノローニャ諸島。
確か昨年、この島のあたりで飛行機の墜落事故があったというニュースを聞いた。
ニュースで島の名前を聞いてすぐにピンとくるのは、DXをやっているアマチュア無線家ぐらいではないだろうか。

PY2XBは、ブラジル・サンパウロのアクティブ局。
今までにも何度かPY0Fから運用しているようだ。
また、VP5からの運用実績もある。
QRZ.COMには、彼のFBなシャック、アンテナの写真が載っている。

この週末は、CE0Z,PY0Fと、南米大陸の東西の島からのペディションとQSOができた。

このアンテナを上げてから、DXの運用スタイルが完全にマルチバンド型になっている。
というよりも、そもそもマルチバンドで運用するためにこのアンテナを上げたと言う方が正しい。

最近のコンディションでは、一つのバンドで「一点集中・全面展開」と言うわけにはなかなかいかない。
あえて一つのバンドをあげるとすれば、7MHzか?
しかし、7MHzで「一点集中・全面展開」するには、かなり大掛かりなアンテナとパワーが必要な気もする。

モノバンド型では、聞こえようが聞こえまいがそのバンドにじっくりと腰をすえて取り組むことになる。それに対して、マルチバンド型では、とにかく聞こえるバンドを見つけてQRVすることになる。

以前の私は、モノバンド型だった。80年代後半から90年代前半にかけて、21MHzがメインだった。アンテナは、14MHzと21MHzのデュアルバンダーを使っていたので、14MHzにも出たが、21と14以外は全く出ようとしなかった。

しかし、転勤で社宅住まいになったため、HFの八木アンテナが使えず、GPで出ざるをえなくなった。
それから10年ほどは、GPとワイヤーダイポールでマルチバンド型に転向した。

マルチバンドで運用してみると、どこかのバンドがダメでも、必ずほかのどこかのバンドが聞こえているということがよくある。たとえGPアンテナでも、マルチバンドのメリットを生かせば、結構楽しめることがわかった。

今のアンテナ(ナガラT59GX-3040)は、7MHzから28MHzまでの7バンド対応だ。
一本の同軸で、何も切り替えることなく7つのバンドに出ることができる。
しかもソリッドステートの無線機、リニアを使えば、まるで7MHzから28MHzを1つのバンドのように行ったり来たりが可能だ。小回りがよく効く。

マルチバンダーのメリットを最大限に生かした運用を心がけて、DXを楽しみたい。

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16:30JSTごろから無線機の前に座った。
先週からずっと忙しかったため、久しぶりにシャックに入った。

ハイバンドのコンディションはあまり良くない。5N(ナイジェリア)の信号が強力に聞こえているので、決してバンドが死んでいるわけではないが、ローバンドのコンディションが良いので、アクティビティーがローバンドよりになっているからだろう。

TX3D(タヒチ・オーストラル諸島)のペディションが3.5MHzCWで強力に聞こえている。
最初はEU(ヨーロッパ指定)だったが、そのうちに日本の局もピックアップし始めた。
17:03にQSO。

そのあとXR0ZA(ファン・フェルナンデス諸島)が7MHzCWで聞こえた。
QRZ JAを出している。
17:19にQSO。

10MHzCWでは、CT3FT(マデイラ諸島)が強力に聞こえている。
17:30にQSO。

日没前後にシャックに入ることができたら、結構いろいろ聞こえてくる。
そして明日の朝、日の出前後にもシャックに入れたらさらに楽しめそうだが、それはむずかしい。

3.5MHzはワイヤーダイポール(逆V)、7MHz、10MHzはロータリーダイポールだが、それなりに楽しめるのがうれしい。

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朝から所用で出かけることとなったため、7時台の7MHz、10MHzを全くワッチできず。また8時以降の14MHz、18MHzも同様に全くワッチできず。

先ほど11時前に帰宅し、無線機の前に座った。
21MHzCWでT32BJが聞こえている。信号はそれほど強くないが、100WでもOKだった。

T32BJ(東キリバス・クリスマス島OC-024)
運用期間 1月20日~26日
QSLは、G3BJ

http://dx-hamspirit.com/2010/01/t32bj-christmas-island/

T32BJ – Christmas Island
Following on from his September 2009 Pacific trip, Don G3BJ will be QRV from Christmas Island (OC-024) Eastern Kiribati as T32BJ from January 20 – 26, 2010.
Focus on LF/Europe, holiday-style operating. CW only.
QSL via H/C

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無伴奏の音楽は、その張り詰めたような緊張感や正反対にのんびりとしたリラックス・ムードを味わえるので好きだ。

このミッシャ・マイスキーのバッハ無伴奏チェロ組曲を、時々取り出して聴く。
自宅で深夜に静かに聴くのも良いが、混雑した電車の中で、iPodで聴くこともある。
騒々しさを忘れて、一人静かな空間にいるような気分になれる。

バッハのチェロ組曲の1番を聴けば、「あっ、これか!」と思う人も多いだろう。
以前、サントリー・ウイスキーのCMで使われていた曲だ。

いろいろなチェロ奏者が録音している有名な曲だが、私はたまたまミッシャ・マイスキーを買った。
彼の演奏は、ただのBGMとはならない、緊張感が感じられる。このあたりが好みの分かれるところだろう。
アマゾンで、さわりだけ視聴できる。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F-%E7%84%A1%E4%BC%B4%E5%A5%8F%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AD%E7%B5%84%E6%9B%B2%E7%AC%AC1-5%E7%95%AA-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC-%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3/dp/B000STC63M/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=classical&qid=1264266819&sr=8-3

ヨー・ヨー・マの演奏にも興味がある。

いずれにせよチェロの音は耳に心地良い。
以前はどちらかというとバイオリンのCDをよく聞いたが、最近はチェロの中低音が心地良い。(年をとって高音が聴きづらくなったのか?)
そう言えば、CW(電信)の名手のOMが、確かチェロを演奏されたはず。

変わったところでは、このチェロ組曲をバリトン・サキソフォンで独奏したCDもある。
私もサックスを吹くので、時々まねをして吹くが、とにかく難しい。

さらに変わったところでは、昔、フランス・ブリュッヘンがリコーダー独奏でこの曲を吹いていた。

キース・ジャレットのピアノ独奏のCDとともに、この無伴奏チェロ組曲が私のお気に入りだ。
寒いので、今夜は無線はせずに音楽鑑賞。

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