CQ CQ de JF3KNW

還暦を迎え、身の丈に合った、無理をしない、シンプル・ライフ備忘録

2009年12月

VOA スペシャル・イングリッシュの People in America では、2009年に亡くなった6人を紹介する番組を流している。

Today we remember six interesting people who died in the past year.

その6人とは、
John Updike, Frank McCourt, Farrah Fawcett, John Hope Franklin, Abe Pollin and Mary Travers

作家、俳優、学者、歌手と6人の経歴は様々。
私がすぐにわかったのは、ファラ・フォーセットとメリー・トラバースだけ。
ファラ・フォーセットは、たしか初代チャーリーズ・エンジェル。
メリー・トラバースは、フォークグループ、PPM(ピーター・ポール・アンド・メリー)のメンバーの一人。

VOAのサイトでは、英文スクリプトと音声ファイルがダウンロードできる。
http://www.voanews.com/specialenglish/2009-12-24-voa4.cfm

いろいろな教材が次から次に入手できる時代になった。
政府が目指した「英語が使える日本人」は、果たして増えているのか。

結局本日、29日も午後から職場に仕事の片付けに行くこととなった。
朝、少しだけ無線機の前に座った。といっても、起きるのが遅かったので、8時過ぎからワッチしたため、ハイバンドだけになった。(7MHz、10MHzに出るには遅すぎ)

21MHz バンドが死んでいる。
18MHz ここもダメ。
14MHz かろうじて、北米方面が聞こえる。

14MHzSSBで、お隣の小野市の局が北米、カリブ海方面に向けてCQを出しておられた。
KP4(プエルトリコ)からの応答がRS53~4ぐらいで聞こえた。
バンドが死んでいるわけではないが、コンディションはあまり良くない。
しかし、カリブからの信号は聞こえている。コンディションが良くないと、バンドのアクティビティーも低くなるのだろう。

少し上で、カナダの局のCQがRS59で聞こえた。
早速応答すると、44~54のレポートをもらった。

そこで実験。リニアアンプを入れるとどれくらい改善されるのか。
PW1のスイッチを入れて、もう一度レポートをもらう。
今度は59プラス5dBとのこと。相手局も、アンプの効果に驚く。

その局とは、2008年にもQSOをしていた。そのとき私は756PROを使っていたことを覚えてくれていた(ログに書いていた)ようで、今のリグがTS-950と言うと「なぜ、古いリグを使うのか?」と聞かれた。
そこで、話題がリグの話になった。どのモード、バンドに重点を置くかで、リグの評価は人によって異なるということ、そして、アンテナを改善する方が効果は大きいということで、QSOは終了。

アンテナをグレードアップしたいと言うと、4エレをさらにグレードアップする必要はあるのか、SteppIRが人気だと言われた。

現在のコンディションでは、ベアフットで楽しもうと思うとかなり大型のアンテナが必要な感じだ。
この程度のアンテナ(ブームが6m以下)では、大きなパワーが必要だと感じた。

そのあと、YS(エルサルバドル)の局がCQを出しているのを見つけて交信した。
この局も信号はあまり強くない。そのためか、他に呼んでいる局はいなかった。

大型アンテナ、大パワーの局が積極的にCQを出すことで、バンドが完全に死んでいなかったら、バンドがアクティブになるのかもしれない。

先ほどの隣りの市のOM局と少し交信した。その局は14MHのアンテナは5エレ、ブーム12m。
その局が「以前は一度CQを出すと60局、70局と交信していたが、今は10局やると十分だ。以前に比べて、DXに対する食欲も落ちた」と言っておられた。

結局この週末は、26日(土)、27日(日)の両日とも出勤することになった。
一体どうなっているんだ!!

今日、仕事から帰るとJARLから封筒が来ていた。選挙の時期でもないし、何かな?と思って開けてみると、「会費前納者の皆様方へ」と書かれた文書が入っていた。

確かJARLの総会が神戸であった頃に、前納会員になったと思う。
このDMには、「理事会で会費前納をしている方々の取扱いの見直し」について議論した結果、次のような見直しの内容になったというお知らせだった。

1 サービス終了の時期
  平成24年度末

2 引き続きサービスを希望する場合
 ・QSLカード転送サービス 年間3600円
 ・JARL NEWSの購読を希望する場合 1冊600円
 ・通常の年払い会員に移行する場合 年額7200円

ということは、年間3600円を払えば、会員として引き続きカードの転送が受けられるということか。
また、サービス手数料を支払わなくても、とりあえず会員として残っているということか。

同封されていた「参考資料」によると、「会費前納者の会員全体に占める割合」は現在約33%(3人に1人)とのこと。

ハム人口減少の時代の流れの中、仕方ないとは言え、ますますJARL会員が減って、運営が難しくなるのではなかろうか。
JARLの最大のサービス(存在意義)は、QSLカードの転送か?
ということは、紙のカードを必要としなくなったら、JARLの存在意義もなくなるのか?

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「無線の本しか読んでいないのか」と思われそうだが、CQ誌新年1月号の内容を紹介。

表紙を開けてまず目に入ったのが、八重洲の新製品FTDX5000の写真。
あまりカッコ良くない。上に載っているステーションモニターがイマイチに見えるが、はたして性能は?

特別寄稿「アマチュア無線再び」
ノンフィクション作家 山根一眞さんの特別寄稿
山根さんがキャスターを勤めたNHKの番組を見たことがあるし、著書も何冊か持っている。ハム開局歴があり今も無線は大好きだそうだ。「ハムの復興時代が到来するといいなと考えている」と記事は結ばれている。

特集「サイクル24の電波伝搬と今後のゆくえ」
特集記事の中に、「それぞれのサイクル24、思いを語る」と題して、6名のハムが登場する。
その中のお一人がJA3AVO中出さんだ。中出さんは、「サイクル24に望むこと」と題して記事を書いておられる。

特集記事の内容から引用して、次のようにまとめられる。
・サイクル24の予想はなかなか困難。2012年前後の山が高くなるのは当然と思われ予想可能だが、その高さは全く見えてこない。
・サイクル24の予想は前のサイクル23を超えることはないようだ。
・日没後は初夏や秋口を除くと14MHz以上の高い周波数におけるDXハンティングの可能性は極端に低くなっている。ビーム・アンテナなしではDXハンティングが難しくなるということは何とも寂しい気がする。
・人生の中で一度も28MHzの大オープンを経験せずにサイレンと・キーになるのは何と寂しいことだろうかと思わざるを得ない。
・太陽黒点周期のあと1サイクルが、わがハムライフ最後の勝負のときかも。
・DXのメイン・ストリートと呼ばれてきた14MHzのロングパスによる伝播が変化している。ロングパスの入感はあっても、伝播ロスが大きいためか信号が昔ほど強くない。最近ではむしろ7MHzや10MHzのほうがロングパスDXの本場という感じさえすることがある。
・アンテナの性能向上がローバンドでの通信の可能性を飛躍的に高めている現在、今日の黒点数が少ない状態でも短波での通信は地球上のどの地点とも可能である。現在の少ない太陽黒点数が続いてもローバンドは楽しめそうだ。

CWに関する記事も多い。
「モールス通信バンザイ!」には、JO3HPM細田さんの記事が載っている。
「あこがれが原動力」として、「練習量がすべてを決めるモールス通信」「地球規模の友達の輪」へのあこがれについて書いておられる。
細田さんは、日曜夕方のFISTSネットのコントローラーとして非常にアクティブ。

「快適無線研究所」には、「CWでラグチューするために」と題して、海外局とのラグチュー例が紹介されている。そこでは、VK4TJジョンさんが登場する。
VK4TJジョンさんの信号は、先ほどのJO3HPM細田さんのFISTSネットで毎週聞こえている。

最後に、KE9V Jeffの読切小説を、JJ8KGZ塚田さんが翻訳されている。

日頃QSOのお相手をしていただく知り合いの方が書かれている記事がたくさん載っている。楽しく読ませていただいた。

VOAのスペシャル・イングリッシュから引用
http://www.voanews.com/specialenglish/2009-12-19-voa1.cfm

アメリカの今年のクリスマスの様子について、音楽やインタビューとともに、わかりやすい英語でまとめられている。教科書臭くないのがいい。スクリプトとともに、音声クリップもダウンロードできる。

This Friday, millions of families will celebrate the birth of Jesus Christ with gifts and other traditions. Our reporters talk with some children and adults about what the holiday means to them.
Many families will sing traditional Christmas carols and exchange gifts around decorated trees. And many will attend special church services on Christmas Eve and Christmas Day.


「メリー・クリスマス」から「ハッピー・ホリデー」へ
"Merry Christmas" is the traditional holiday greeting used by millions of Americans. But these days a great many say "Happy Holidays."

不況が続く中で、最高のプレゼントとは
By now, the severe recession that began in December of two thousand seven may be technically over. But millions of American families are still hurting. For many, the best gift would be a job and freedom from worry about losing their home.
Other families have different worries. For military families, the best gift would be a way to protect loved ones getting ready to be sent to war, or already serving in Afghanistan and Iraq.
In the United States, holiday gift giving is important not only for the usual reasons, like showing friendship and love. It also represents an important part of a national economy driven mainly by consumer spending.

街は、クリスマス気分で賑やかだが、ちょっと違和感を覚える。
子どもには「うちは真言宗」と言ってある。
今日、23日も結局一日仕事。明日24日も、仕事でおそらく帰宅は日付が変わる頃になりそう。
せめて正月の三が日はゆっくりしたいものだ。

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