CQ CQ de JF3KNW

還暦を迎え、身の丈に合った、無理をしない、シンプル・ライフ備忘録

2009年06月

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CQ誌の7月号には、次の2つの特集記事がある。

 ”嬾心霹弔鮖箸辰藤沓唯硲悅達彖?機を作ろう
「世界に一つだけのリグで交信してみませんか?」と題して、200mWの7MHzQRP CW送信機の基板が付録としてt付いており、付録基板の使い方と、電子パーツの特徴・入手方法がカラーページで紹介してある。
昨年は、CWキーヤーのケーシング・コンテストが行われたが、今年はこの付録基板を使った「7MHzCW送信機のケーシング・コンテスト」が実施される。
楽しそうな企画だ。

発売に先立ち、5名のハムが試作、運用を行い、そのレポートも載っている。
5人のうちのお一人が、私がお気に入りブログに登録させていただいているJK1TCVさんだ。
「運用してわかったQRP運用の勘所」と題して記事を書かれている。

◆/轡丱鵐病弍?。沓唯硲惞▲鵐謄覆寮什遒塙夫
・超簡単7MHz逆Vワイヤ・ダイポール・アンテナの製作
・「ダブル・バズーカ・アンテナが広帯域になる理由」の解説と製作
・拡張された7100~7200kHzにお手軽にオン・エアできる「魔法の箱」の製作

7MHzのワイヤ・ダイポールは、お金をかけずに簡単に自作ができて、実用性の高いアンテナだと思う。
「魔法の箱」とは、同軸ケーブルにコンデンサを挿入することで、共振している周波数よりもさらに高い周波数で利用する「短縮コンデンサ」の技術を応用したもののようだ。


特集記事以外では、

第4回 モールス通信の魅力について考える「モールス通信バンザイ!」に、JA1NUTさんがCWによるラグチュー、特に外国の局とのラグチューの楽しさについて書かれている。
また、CWと脳の関係についても触れておられる。

読切小説ぁ屮哀薀奪掘識寝呂鮃圓」は、アメリカの連盟ARRLのサイトに連載されたKE9Vの小説を、JJ8KGZ Leoさんが翻訳されたものだ。

「WiRESキッズディオンエアミーティング」の記事には、先日アイボールをした加西市のJO3LBDさんの2ndさん(小6YLハム)が紹介されている。

「なつかしの無線機」では、トリオの599ラインが紹介されている。
私が開局した頃の憧れの無線機の一つだ。

7月号の特集は、7MHzだが、バラエティーに富んで、いろいろと楽しめる記事が多かった。

DXインフォメーションを送ってくれるメーリングリストに登録しておけば、毎週無料でDXペディションやQSLインフォメーションが送られてくる。
とても便利なので、私はOPDXのほかに、425DX Newsのメールを毎週受け取っている。

425DXのホームページ
425 DX NEWS HOME PAGE: http://www.425dxn.org

以前は、同様の情報を入手するためには、DXブリテンという情報冊子を有料で購読しなければならなかった。
ローカルのOM局が一つ購読して、それを430MHzFMを使ってミニFAXで送信してくれたのが届くのを毎週心待ちにしていた。

その後、90年代になると、430MHzや1200MHzでパケット通信が盛んになり、パケット通信を使ってOPDX Newsをダウンロードできるようになった。

そして今は、インターネットのメーリングリストで自動的に送られてくる。
本当に便利になったと思う。

このあたりまでは付いて行っていたが、LoTW(Logbook of The World)となると、勉強不足で追い付くことができていない。

OPDX ブリテンNo.912が届いた。
その中に、6月7日(日)~6月14日(日)の期間にクラスターにレポートされたカントリー/エンティティーのリストが載っていた。

DXCC COUNTRY/ENTITY REPORT: According to the AR-Cluster Network for the
week of Sunday, 7th-June, through Sunday, 14th-June there were 208
countries active. Countries available: 3A, 3B8, 3D2, 3V, 3W, 3X, 4J, 4L,
4O, 4S, 4U1I, 4X, 5B, 5H, 5N, 5R, 5T, 5V, 5Z, 6W, 6Y, 7P, 7X, 8P, 8Q, 9A,
9H, 9J, 9K, 9M2, 9M6, 9N, 9Q, 9V, 9Y, A4, A6, A7, A9, AP, BV, BY, C3, C6,
CE, CE0Z, CE9, CM, CN, CP, CT, CT3, CU, CX, D2, D4, DL, DU, E5/s, E7, EA,
EA6, EA8, EA9, EI, EK, EP, ER, ES, ET, EU, EX, EY, EZ, F, FG, FJ, FK, FM,
FO, FR, FS, FY, G, GD, GI, GJ, GM, GU, GW, H4, HA, HB, HB0, HC, HH, HI,
HK, HL, HP, HR, HS, HV, HZ, I, IS, J2, J3, J8, JA, JD/m, JD/o, JT, JW,
JY, K, KG4, KH2, KH6, KL, KP2, KP4, LA, LU, LX, LY, LZ, OA, OD, OE, OH,
OH0, OK, OM, ON, OX, OY, OZ, P2, P4, PA, PJ2, PJ7, PY, PY0F, PZ, S5, S7,
S9, SM, SP, SU, SV, SV5, SV9, T2, T7, TA, TF, TG, TI, TJ, TK, TL, TN, TR,
TU, UA, UA2, UA9, UK, UN, UR, V3, V4, V5, V8, VE, VK, VP2V, VP8, VP9, VR,
VU, XE, XU, XW, YA, YB, YI, YJ, YL, YN, YO, YU, YV, Z2, Z3, ZA, ZB, ZC4,
ZD7, ZD8, ZF, ZK2, ZL, ZP, ZS

このうち、日本からはいくつ聞こえただろうか。
昔、独身で、仕事帰りに弁当を買って、帰宅したら狂ったように夜中まで無線機にかじりついていた頃なら、いくつぐらいQSOできただろうか?

もうそんな元気もないし、家庭の状況、仕事の状況からもそんなことはできないが…

ブリテンによると、208カントリーがレポートされたそうだ。

OPDXブリテンは、登録をすれば毎週DX情報が送られてくる無料のメーリングリストだ。
以下が、ホームページのアドレス。

OPDX WORLD-WIDE WEB HOME PAGE (provided by John, K8YSE):
http://www.papays.com/opdx.html

ALSO VISIT THE NORTHERN OHIO DX ASSOCIATION'S WEB HOME PAGE:
http://www.papays.com/nodxa.html

14MHzSSBをワッチしていると、台湾の局がCQを出している。
そのCQに、グリーンランドのOX3MCが応答した。

QSOが終わるのを待って、ダメもとでOX3MCをその周波数で呼んでみた。
OX3MCは、応答してこない。

ダメかなと思っていると、台湾の局が再度OX3MCを呼んで、誰かがここで呼んでいるからここでQSOしてもよいと伝えた。
すると、OX3MCが出てきて、ここは自分の周波数ではないのでQSYすると言ってくれたので、そこですかさず自分のコールを言って、5upQSYしてほしいと伝えた。

5upはQRMがあったので、3upぐらいでOX3MCを呼ぶと、コールバックがあった。
20:16 QSO成功。

OX3MCは、VK0BP(オーストラリアの南極基地)とスケジュールがあるので14MHzに出てきたが、コンディションが良くなくてQSOができなかったと言っていた。
パイルアップで呼ばれるのはあまり好きではないようだったので、パケットクラスターには情報をあげないことにした。

普段はパイルアップになっていることが多く、グリーンランドの事を聞くことは不可能なので、今日は少しグリーンランドについて尋ねてみた。
グリーンランドの時間は、ちょうど日本時間と12時間違っており、朝の8時20分だった。
気温は2℃とのこと。やはり、かなり寒い。

リグ、アンテナの紹介など、少しの情報交換をして8分ほどでQSOを終えた。

次の2点を学んだ。
・積極的にCQを出すことが、やはり大切。
・ダメもとでも、呼んでみること。

OX3MCとのQSOを終えて、CQを出していたBX5AAの周波数に戻って、彼ともQSOをした。そして先ほどのQSPのお礼を言った。

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8Q7TBと14MHzSSBで交信した。
アンテナは、G5RV(マルチバンドダイポール)ということで、信号はそれほど強くはないがSSBでも十分にQSOが楽しめる。

8Q7TBのサイトに運用場所の写真が載っていた。
8Q7モルジブも、ぜひ一度行ってみたい場所だ。
私の友人は、家族旅行でモルジブを訪れたが、無線をするのがもったいないぐらいきれいな場所だったそうだ。
かなり無線が好きの友人がそう言うのだから、ほんとうにきれいなところなのだろう。

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