CQ CQ de JF3KNW

還暦を迎え、身の丈に合った、無理をしない、シンプル・ライフ備忘録

2009年01月

風の音で、6時ごろに目が覚めた。
かなり強い風が吹いているので、少しアンテナが気になる。そんなわけで、今朝は早起きができました。

3.5MHzをワッチすることにします。

6時半ごろから7時半ごろまでシャックにいました。
HA3NU,UR5HAC,EY8MM,9A2009OS,E77Uと、3.5MHzCWでQSO。
9J2をたくさんの局が呼んでいましたが、私のところでは、9J2の信号は、よくわかりませんでした。

3.5MHzは、ノイズが高く、かなり受信がしんどい感じです。
昨日夜もFW8DXが聞こえていましたが、ノイズに埋もれそうでした。

3.5MHzのアンテナは、タワーから逆Vを張っています。
そのため、中心の角度はかなり狭くなっています。
アンテナワイヤーの両端は、高さが4mぐらいでしょうか。

タワーを縮めると、アンテナワイヤーが弛んでじゃまになります。次にタワーを伸ばすときに、どこかにアンテナワイヤーが引っかかって、今までに3度ほど、アンテナワイヤーを切ってしまったことがあります。

3.5MHzに本格的に出るには、やはりロータリーダイポールがほしくなります。
CD78jrが、最近気になっています。

早く帰ってきたので、夕食を済ませて20時過ぎからシャックに入った。
久しぶりだ。日曜日の夕方にZLとのスケジュールQSOのあと、全く無線機の前に座る時間がなかった。

RA2FF 10MHz CW, LZ09IPY 10MHz CW, YU7BH 7MHz CW, VQ9JC 10MHz CW

3.5MHzCWで、FW8DXの信号が一応確認できたが、とにかく弱かった。
ノイズが高かったため、了解度はかなり低かった。

1月31日(土)、2月1日(日)は休みなので、持ち帰りの仕事もあるが、空いた時間はできるだけ無線機の前に座りたい。

イメージ 1

今週は、忙しく連日帰りが遅いため、無線機の前に全く座れないので、無線の話題は、全くなし。
そこで、英語の話題を。

オバマ大統領就任のお祭り騒ぎも落ち着きをみせている。
忙しくて、その就任演説をまだきちんと聞いてもいないし、本文を読んでもいないのだが、ゆっくり読むのはまだまだ先になりそうなので、(今週末あたりに時間が取れたら・・・)

私が、英語の勉強用に購読している「The Japan Times Weekly」の紹介です。
毎週土曜日に郵送されてきます。

1月24日号は、オバマ大統領特集です。
就任演説が、和文要旨付きで掲載されています。

The Japan Times Weeklyは、タブロイドサイズ20ページの英語週刊紙です。
内容は、週刊ST(以前はStudent Timesだったかな)よりもかなり高度です。
使われている語彙が、かなりむずかしいと思います。

しかし、英語学習週者の間でよく取り上げられる「Time」や「Newsweek」よりも、内容はおもしろいです。
日本のことがきっちりとした英語で書かれていますし、海外のニュースも日本人の読者用に書かれています。

The Japan Times WeeklyのHPです。


http://www.japantimes.co.jp/weekly/

先週は、仕事が忙しく、土曜も結局仕事をしており、リグの前に座ったのは25日(日)の午後からでした。
朝のコンディションが気になりましたが、土日の両日とも朝はワッチできませんでした。

16:30ごろからシャックに入りました。
14MHzSSBで、VP8YLI(フォークランド)
14MHzCWで、T88SS(パラオ)
7MHzSSBで、VP8YLE(フォークランド)
フォークランドで、YLミーティングが開かれています。14,7のいずれもYLでした。

そのあと、17:00からは、毎週のスケジュールQSOです。
14MHzCW ZL2ALJ(NZ ウェリントン)
トニーさんの信号は、最初は559で入感していましたが、QSOの最後のほうには519まで落ちました。
それでも、50分間ほどQSOができました。

そのあとは、7MHzSSBでFW8DX,V63AQとQSOをしましたが、ノイズとQRMが多かったです。
そのためか、呼んでいる局はそれほど多くありませんでした。

このブログを書きながら、10MHzでSM(スウェーデン)の局のCQを聞いています。579で聞こえていますが、呼ぶ局はあまりありません。

また、7MHzSSBでVP8YLEと交信されているJE4MZAさんの信号が聞こえました。
ブログで交流のある方の信号が聞こえるのは、うれしいものです。

長波帯(LF)の割り当てについて、JARLメールマガジンより。
「総務省は、アマチュア局に関する規定の整備のため、無線設備規則の一部を改正する省令案について、平成20年11月13日(木)から同年12月12日(金)までの間、意見の募集をおこないました。
この省令案では、アマチュア無線家の長年の悲願であった、7MHz帯拡大に加えて長波帯135kHzのアマチュアバンドの分配の部分がありました。」(以上)

私は、2000年にニュージーランドで、LFを運用したことがあります。
当時、ZLでは5,000局ほどのアマチュア局がありましたが、LFを実際にアクティブに運用しているのは10局ほどだと聞きました。
誰が、JAでの一番の声を上げるのでしょうか。2局いないとQSOはできませんが・・・

その時の様子を書いたものです。CQ誌で紹介してもらいました。
● LFとは
 日本ではV/UHF、HFは一般的ですが、その下のMF、さらにその下のLFとなると一般的な周波数ではありません。
ニュージーランドのハムとの会話の中で時々出てきたLow Frequency(LF)という言葉に最初はピンときませんでした。
LFは1,800mバンドとも呼ばれています。160mまでしか知らなかった私は強く興味をひかれました。
ウェリントン・アマチュア無線クラブの中心メンバーで、ニュージーランドのLFネットのリーダー、ZL2CAボブのシャックを訪れ、実際にLFの機器や運用の様子を見せてもらいながら、いろいろ興味深い話を聞くことができました。

● ニュージーランドのLF
 LFに許可されているのは165-190kHzです。しかし送電線からのQRMやノイズがあるため、クリアな周波数をいろいろと試した結果、181.4kHzでCWが、182.7kHzでSSB(LSB)が運用されています。
そもそもこのバンドはアマチュア用の周波数ではありませんが、ニュージーランドではアマチュア以外の他の通信業務では全く使われていません。電波障害が発生しないという条件のもとで、輻射電力の制限付きでアマチュアに許可されています。

● LFの魅力
いろいろな実験のできる新しいバンドへの挑戦。ニュージーランドのハムにとって、これがLFの最大の魅力です。「自作」の好きな人、手元にあるいろいろな部品や装置を改造して機器を組み立てることのできる人にはぴったりのバンドです。
LFでは、MFやHFのアマチュアバンドにはない地上波による数百Kmの伝播が見られます。また上空波による遠距離交信も可能で、夜間や冬期がDXのベストタイムです。
まさに未知の空間に、自分の手で電波を飛ばすのだという実感が得られるバンドです。

● 送信機・受信機・アンテナ
LFで使用されている送信機のほとんどは自作のものです。真空管を使っている局もあれば、半導体の局もいます。出力に関してはキロワットの局もありますが、100ワットの局が一般的です。
受信機に関しては、ゼネラル・カバレッジ対応のアマチュア無線機(トランシーバー)を使っている局がほとんどですが、500kHzより低い周波数帯での利得低下を補うためのプリアンプが必要なときもあります。中にはLF帯をトランシーバーの最大感度が得られるアマチュアバンドの周波数帯に変換するために、自作のコンバーターを使用している局もいます。
送信用のアンテナにはトップロード・バーチカルが最もよく使われています。送信アンテナの輻射効率は「実効高」によって決まるので、アンテナを「できるだけ大きく、できるだけ高く」する必要があります。しかし波長が約1,800mありますので、従来の1/4波長のバーチカルアンテナはまず使えません。アマチュアが裏庭に建てられるアンテナとしては、何とかして0.25%以上の効率が得られるよう各局が工夫しています。ニュージーランドのアマチュア局にはLFバンドで輻射電力5Wの制限があります。これは理論的には2kWまでの送信電力が使えることになります。
とにかくロス(損失)を最小限にすることが大切で、それにはグランドラジアルの設置とQの高いローディングコイルが有効です。その結果アンテナワイヤーには高圧の高周波電圧がかかるため、絶縁と安全には特別な配慮が必要になります。
LFの受信は送信と比べるとずっと簡単です。ただどんなにバンドが静かな状態でもかなりQRNがありますので、受信雑音を軽減し、音質の向上をはかるためには受信機本体よりもむしろ外部的な要因に左右されます。受信専用の短いアクティブ・ホイップアンテナやループアンテナが有効です。

● LFネット
 毎週木曜日の夜9時(900UTC)からCWで、またそのあと10時(1000UTC)からSSBでLFのネットQSOが行われています。まず事前に80mSSBで打ち合わせをして、ニュージーランドの北の局から順に電波を出していきます。
私もZL2CA、ボブのシャックから実際にネットに参加させてもらい多くのニュージーランドの局と交信することができました。貴重な経験でした。
現在タスマン海峡を越えてオーストラリアの局との交信に成功しており、次は太平洋を超えてアメリカ合衆国の局との交信を目指しているとのことです。

↑このページのトップヘ