早坂 隆「世界の日本人ジョーク集」 中公新書ラクレ(2006)
アマチュア無線で海外交信に興味のある人なら、きっと笑えると思います。
内容を一部紹介します。
・新製品が世に流通するまでには、全部で4つの段階がある。
まず、アメリカの企業が新製品の開発をする。
次にロシア人が、「自分たちは同じ物を、もうすでに30年前に考え出していた」と主張する。
そして、日本人がアメリカ製品以上のクオリティのものを造り、輸出し始める。
最後に、中国人が日本製のものに似せた偽物を造る。
・ 沈没しかけた豪華客船の船長が、それぞれの外国人乗客に海に飛び込むよう指示した。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」。
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」。
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」。
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」。
日本人には「みんな飛び込んでますよ」。
こんな具合に、いろいろなジョークが紹介されています。
アメリカ人やユダヤ人、中国人はよくジョークのネタにされるようですが、
日本人をあつかったジョークは少ないらしいです。
ステレオタイプだと言えばそれまでですが、結構笑えます。
そして、何となく納得します。