20:20頃(JST)、21MHzSSBでの出来事
21MHzのコンディションが良くなってきている。夕方になっても、国内の信号が良く聞こえる。
そんなコンディションの中、21.190MHzにV55L(ナミビア)が出てきたようだ。
しかし、その周波数はすでに8エリアの局が使っている。
V55L(ナミビア)の信号が弱いため、8エリアの局はまったく気がつかないようだ。
V55Lは、たくさんのヨーロッパの局が呼んでいるようで、UP5の指定をしている。
JAからは、たとえ呼んでもヨーロッパの壁が厚くむずかしいだろう。
しかし、V55Lがパケットクラスタにアップされた。JAの局もUP5で呼び始めた。
V55Lの信号は、先にその周波数で出ていたJA8の局の混信で聞き取りにくい。
そのとき、だれかがJA8の局に「ここでナミビアが出ていますので、QSYしてください」という局がいた。
えっ! DXが優先か?
それに対して、JA8の局はそろそろQRTすると言って、紳士的な形で周波数を譲った。
JA8の局には、ちょっと気の毒な気がしながらそのやり取りを聞いていた。
たしかにDXとQSOしたい気持ちはわかるが、もうちょっと待てば、国内の信号が弱くなって、それと入れ替わるようにDXの信号が強くなるのに。
実際、21時少し前には、V55Lの信号はQSBを伴いながらもRS59まで上がった。
今回もブログを書きながらワッチして、21時前にUP10でQSO成功。
21MHzが賑やかになってきた。21時以降、アフリカ、ヨーロッパが強く聞こえてくるだろう。
冷静にワッチし、マナーを守って、そして夜更かしに注意しながら楽しみたいものだ。
国内QSOを楽しむ局よりも、DXを呼ぶ局のほうがマナーが悪いのではないだろうか。
ちょっと考えさせられた。
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