今日は、仕事の帰りが遅かったが、食事を済ませてシャックに直行した。
時刻は、22:40ごろ。目当ては、FT5GA。
もしかしたら、14MHzSSBぐらいで信号か聞こえないものかと期待したが、全くダメ。

せっかくシャックに入ったので、いろいろなバンドを少しワッチしたあと、7MHzのCQを発見し、応答した。
K6ZB、カリフォルニア州のブルースさん。

使用リグは、IC-7600。使い始めて3ヶ月とのこと。
無線機、アンテナ、天気、FT5GA、バンドコンディション等についてQSOしたあと、73を送った。
海外からFBに入感する局は、最新の無線機を使っていることが多い気がする。
ゆっくりとわかりやすいCWだった。

交信が終わるとすぐに、高速でK6ZBを呼ぶ局が聞こえた。
JA1NUTさんだ。それに応えて、K6ZBも高速で応答。

QRZ.COMのK6ZBの情報には、CWのラグチューが好きと書かれていたが、相手の速度と内容に合わせて自由自在といった感じだ。危なげな局には、ゆっくりと、名手相手では高速で、ということだろう。

CWの聞き取りは、文字レベルから単語レベル、単語レベルからフレーズレベル、フレーズレベルから文レベルへと、聞き取り単位をレベルアップしていくことが肝心なようだ。

英語の聞き取り(リスニング・コンプリヘンション)にも似ている。英語音声の聞き取りでは、文字レベルということはないが、単語からフレーズ、フレーズから文、文からパラグラフ、パラグラフからパッセージと、理解のスパンを広げていかないと、断片的な理解しかできない。

問題は、どのような練習、訓練をすれば効率的に理解のスパンを広げることができるかだ。
英語の場合は、読む・書く・話す・聞くの4技能を総合的に使うことが大切だ。つまり、読めないものは聞こえない。言えないものは聞こえない。

CWでは、やはりQSOの数をこなしながら質を高めていく努力が有効なのだろう。
でも、7MHzでそれをするためには、それなりの設備が無いとしんどい気がする。

以前は、7mHのワイヤーダイポールを使っていた。
今は、22mHのロータリーダイポールを使っている。
聞こえ方、飛び方ともにかなり改善されたと思うが、次はビームアンテナが使ってみたくなった。

無線機、アンテナ、CWの技量、どれもグレードアップしたいが、どれが最優先かな?