イメージ 1

14MHzSSBでアメリカ サンディエゴのAG6X カールさんとつながった。
アンテナは、3エレメントSteppIRを使っているとのこと。

アメリカ、ヨーロッパでは、ここ数年SteppIRを使っているという局をよく聞くようになった。
つい最近21MHzでつながったニュージーランドの局も使っていた。

日本でも、少しずつ使っている局が増えてきているようだが、近くに使っている人はいないため、まだ実物は見たことがないが、エレメントがグラスファイバーでできており、その中に金属の板が通っており、金属の板をモーターで巻き上げて、エレメント長を調節し、マルチバンドでチューニングが取れるような仕組みになっている、今までとはまったく違うタイプのアンテナだ。

イメージとしては、ブームにコンベックス(金属の巻尺)が付いていて、それがファイバーのエレメントの中を伸び縮みするような感じかと想像する。

AG6Xカールさんに、使用感をたずねてみたが、とても満足しているとのこと。
3エレSteppIRでも、ドライブエレメントがフォールデッドダイポールになっており、7,10MHzがロータリーダイポールとして動作するタイプである。

その、ドライブエレメントのことを「トロンボーン・エレメント」と呼ぶとのこと。
なるほど、たしかに金管楽器トロンボーンのスライドにそっくり。

今のアンテナを上げてまだ4年だが、もし次にアンテナを上げるとしたら、SteppIRが第1候補になりそうだ。

軽くて、マルチバンドに出られて、各バンドがフルサイズとして動作する、そしてバンド内で細かくチューニングが可能。
とても興味深いアンテナだ。

だれか、ローカル局が上げたら、身近で見せてもらえるのだが・・・

日本向けは、ビームクエストという会社が取り扱っている。


http://beam-quest.com/dipole/index.html